ヴィダーの傷ついた乙女心

朝のお散歩時。


ヴィダーはいつもの通り、尻尾フリフリ、満面の笑みで、ゴッキゲンで歩いていました。


今朝は雨だったので、気分転換のためいつもと違う道に行きました。


今日は祝日ですが、お仕事の方もいらっしゃるんですね。お疲れ様です。


四メートル幅道路の近所のバス停のある通りを歩いていた時のことでした。

通勤で忙しそうな方の邪魔にならないようにと、バス停の反対側を歩くことにしました。ちょうど退いた側に、傘をさして忙しげにバス停に向かって歩くサラリーマンが。

ヴィーちゃんは、親しみを込めて、二、三歩、サラリーマンの方の方向へ顔を向け、歩み寄りました。と言っても、四メートル道路ですし、リードは120センチです。

リードは張っておらず、その方との距離は、二メートルはあったでしょうか。


でも、きっと頭は既に仕事で一杯で、予想していなかったのでしょう。

うわっ、でっかい犬だな!ととっても驚かれ、怖そうに何度も振り返りながらバス停に向かわれました…。


ヴィーちゃん、ちょっと傷ついた様子…。


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大きな体格のコは、こんな風にぎゅっと抱きついてもモフモフ気持ち良いし、壊れない安心感があります。また、ヴィーちゃんは、初対面から間もない私にこんな風に尻尾を持って遊ばれても、のほほーんと、大らかです。


でも、いくら性格の良い女のコでも、この体格で、いかついお顔では、怖がられる方もいらっしゃいますね。

例え、二メートル離れていても…。


世の中ワンコを好きでない方もいらっしゃいますし、ましてや、大きいワンコはダメな方もいらっしゃるでしょう。ワンコの飼い主には、周囲への配慮は求められるものですしね。

ちょっと残念だけど、他にも楽しいお散歩コースはたくさんあるし、今度からバス停周りの通勤に使われている道は、散歩コースから外すことにします…。