リュッツォ 腸閉塞手術→無事退院

四月四日の木曜日の緊急手術から三日間の入院生活を経て、ようやく我が家に帰って来ました…。

 

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なんだかもう元気いっぱい?

毛布さんをやっつけてはしゃいでいます。  あなたの吐瀉物まみれだったから、洗って干しておいたのよ。太陽の匂いがして、気持ち良いでしょう?


でもね…、開腹して胃の下部も切ったのだから、養生してくださいよ〜…。


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短期間の間に、私のことをすっかり保護者と認識したらしく、猫のように体をこすりつけて喜んでいます。


病院に迎えに行った時も、あーっ、て目を丸くしてトコトコ駆け寄って来たしね…。

やっぱり心細かったのねぇ。


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調子が悪くなり始めたのは、二日の火曜日の朝。

ごはんを吐き戻してしまいました。


ワンコが吐くこと自体は、大して珍しいことではないので、様子を見ることにしました。


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火曜の夜は何も食べず…。

翌水曜日の朝は、ドッグフードを一粒だけ食べ、小刻みに震えていました。

ここで、病院に行かねばと思ったのですが、ちょうど休診日。他の病院には行く気になれず、日中様子を見ていることにしました。

夜ご飯は口をつけず。

 

そして、木曜日の朝。  

散歩の後に飲んだ水を大量に吐き戻し、60✖︎90のトイレシート三枚を使って吸い取りました。


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午前中の診察で、エコーを撮って原因を確定しようとしたのですが、暴れて撮れず。

話から、先生が緊急性を判断してくださり、午前中の診療終了後すぐに麻酔→エコー→必要性を確定した上で開腹手術をするという段取りになりました。


検査の結果、十二指腸手前に水がたまっているので何かがその先に詰まっている状態と確認し、開腹→胃の下部切開→腸に入っていたストッキングを胃に押し出し、胃に入っていた5✖︎10センチ程度のボールの破片を二つに切って取り出してもらいました…。 


もう、愕然としました…。先生から電話を頂戴し、何度も、ストッキングですか?と聞き直してしまいました…。

それというのも、私はごく滅多にストッキングを履きません。


よーく思い返し、リュッツォは引き出しを開けられることに思い当たりました。私のことだから、かつて、破れたストッキングを掃除用にとっておいたのでしょう。

引き出しを開けた際に、それを飲み込んでしまったと…。


……………。

…このため、リュッツォの飼育上の留意点、増えました。

イタズラ・誤飲対策として、手の届くところに物を置かないばかりでなく、収納の中身も空にしておく必要があります…。

収納の高さは、リュッツォの胸の高さくらいまでなので、床上50センチくらいでしょうか。

ちなみに、台の上は、60センチの奥行きで届いてしまうことが、ティファールの残骸で証明されています。

ボールも、しばらくはお預けです。


噛む唸る吠えるの三大問題行動はただでさえ厳しい条件なのに、さらに増えていく留意点に、気が遠くなる思いです…。


そして、デビュー予定であった六月の湘南いぬ親会。…仕事と重なり、参加できないことが本日判明しました。


…アレかしら?

たぬこがみーんなの運気を吸い取って行ったのでしょうか…。 


ま、あのー、術後でまた気が立っているといけませんから、しばらく観察を続けることにします。


なんか段々やけっぱちな気持ちになって来ました。それに、お申し込みを頂戴してから問題点をお知らせする後出しジャンケンはだまし討ちみたいなものです。

保護犬を家族に迎えようとしている皆さんの、ドーベルマンは頭の良い犬種だから躾が簡単だとか、かつて飼っていた保護犬ドーベルマンは天使のようにお利口で可愛かったからこのコもそうであるに違いないとか、そんな無邪気で善良で、でもリュッツォ自身を見て対峙することを阻害する、過大な夢を与えてしまうことのないよう、問題点を赤裸々にお伝えすることにします。


リュッツォは我が家のやらかし君となりました。

次のトラブルを乞うご期待、ですね…😅

できれば勘弁してほしいけれど…〜。