たぬこが引きこもったまま湘南いぬ親会に参加したり、歴代の預かりっこが通院の際にお世話になったソフトクレートさんが、とうとう使用不能と相成りました。
確かにほころびはもともとありました。さぎりが、ここじゃつまんない!もっと遊びたいの!とかじって、小さな穴が開いていたのです。でも、まだまだ使用可能な状態でした。
どうしてこうなったのかと言いますと〜、初桜は歯科処置の前、一回だけお腹の調子が悪くなりまして、その時には下痢などはしていなかったものの、夜中に二階の窓に体当たりしたり、玄関や勝手口をガリガリしたり、ものすごーく落ち着かない日があったのです。
それというのも、歯科処置の前にきちんと栄養を摂ってなるべく体調を整えて欲しかったのですが、食が細かったので、良かれと思ってふやかしたフードにプレーンヨーグルトをトッピングしてみたのでした…。ヨーグルトが体質に合わないようで、お腹がグルグルとなって、今にしてみれば、落ち着かなかったのでしょう。
その時はそれが分からずに、ちょっとちょっと、逸走は勘弁ですよ〜、それにもう真夜中。寝不足になるから、クレートインして大人しく眠りましょう〜、と入れてみたのです。
入っていられたのは30分くらいでしたか。ビリビリッという音が聞こえたかな?と思ったら、あっという間にレバーハンドルのドアを開けて部屋から出て来たのでした…。
一直線に玄関へ行きドアをガリガリするので、夜中にお散歩したりしましたが結局出ず、落ち着かない一晩を過ごしました。
この日は、バリケンインしてもらい、隣に布団を敷いて、手を差し伸べてなだめながら寝るという、翌日の仕事に非常に差し障る事態となりました。
しかしここで、分かったことがいくつかあります。
まず、ヨーグルトは体質に合わない。
次に、ソフトクレートは初桜の安全を守れないため使用不可。
3つめに、レバーバンドルのドアは開けられるため隔離にならない。
4つめに、おトイレは断然外派。
5つめに、お外への逸走手段は、玄関・勝手口のみならず、二階の窓からでもチャレンジする…。
そう、今は弱って若干大人しくなっているのですが、初桜は、逸走への渇望、とも表現すべき強い意志があります。
何しろ〜、まだ痛み止めを服用していた月曜日、玄関から入ろうとしたら、玄関ゲートをスパッと飛び越え、ちょうど入って来た私の足に当たったんですよ‼️
初桜がエリザベルカラーをしていて幅広だったから、そして、初桜が来てからというもの出入りには非常に気を使っていたから、パッと足で阻止できたわけです‼️‼️
歯を抜いた痛みでキューキュー泣いていたから、そんなことしないのかと一瞬気が緩んでいたのね、私。初桜はそんなハンデはものともしないことがよーく分かったわ。
と言うわけで、ソフトクレートさんが身を以て示した初桜への対応の教訓は、対応を確実に身につけ、決して忘れてはならないものとなりました。
初桜の背中や腰骨はゴツゴツと骨がさわれ、決して万全の体調とは言えません。
……健康になったら、果たしてどれほどの運動能力を発揮してくれるのでしょうか……。