門脈シャントの手術成績

先生の説明を聞いていた際に、成績、という言葉を聞いて、ん?と最初はピンとこなかったのですが、術後の統計的な結果のことを手術成績と言うようです。

 

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今朝のお散歩風景。

楽しいこと嬉しいことを積み重ねていたら免疫が上がり良い成績が得られるような気がして、香りの良いお花と記念撮影しました。


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術後、生まれつきの疾患がない普通のコ達と全く変わらない状態になるコは9割。

残る1割のうち、半分の5パーセントが術中もしくは術後に死亡。

残る5パーセントで、多発性門脈シャント・痙攣・肝臓障害による症状など、何らかの継続した治療が必要であったり、失明などの多様な症状・状態となるそうです。


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開腹し、シャント血管を締める形で少し圧迫して、現在機能していないらしい本来の門脈がどの程度の血液流入圧に耐えられるか、肝臓大動脈からの全体の2割の血液しか処理していない肝臓がシャントに逃げてしまっている残る8割の血液を急激に流入させて本来の10割の処理に追いつくのか、血液の流れを変えることで肝臓周囲の血管が詰まったりしないか、など、全体を観察して手術は行われます。

 

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このため、現時点ではリング使用の有無などの手術手法や、一度では終わらず二度三度と手術が必要になるのかなどの予想はできないとのことです。


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現在は服薬と療法食で安定しているジュノー。

安心しきって眠っています。

 

でも、先天性の門脈シャントは服薬などの対処療法をしていても、手術をしなければ余命は長くありません。

 

だから手術は、ジュノーのために必ず通らなければならない道です。

 

…先生の説明を聞いていたら、ちょっと凹みました。つい、悪い方の結果が気になってしまうのです…。

 

だって、本当の家族が迎えに来て幸せいっぱいの笑顔で輝くジュノーを見たいのですもの。

 

でも、実際のジュノーに会ったことのない多くの皆さんの励ましや応援・支援を賜っています。

これを追い風にして、神様にお願いし続けようと思います。

 

体調を整え万全を期して臨みますから、手術が複数回に渡ることがあっても、きっと最後には成功しますように。

 

もはや私一人の願いではなく、応援くださる皆様の願いでもあります。

 

お聞き届けくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。