手術終了

多くの方から励ましやご支援を頂戴し、ジュノー共々本当に感謝しております。皆様のご寄附のおかげで本日無事に手術を終えました。また、術中には温かいお気持ちを賜り、無事に麻酔から覚めることができました。

 

ここに手術の経緯を記します。

 

まず、昨日5/14に入院し、本日5/15に手術を受けました。

 

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昨日、日大藤沢動物病院の植え込みにて。

この後、待合室でピーピー泣きながら足を踏ん張って診察室に入るのを嫌がったので、引きずることに。

精密検査の時に来たことを覚えていたのですね。


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手術時間などは夜間の会議で決まり、夜9時頃に、翌日の9時から麻酔をかけ始めると連絡をもらいました。


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これは今朝の写真。

 

その前に会えるとのことで、今日は開院前に病院へ行き、待合室で、ピー…、という鼻泣きがかすかに聞こえる方向を凝視して待っていました。


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緊張しているのか、ジュノーには珍しく、おトイレをまだしていませんでした。何度もお外に行きたそうなそぶりを見せていたのだけれど、腕に針が入り、その先は物々しい機械に繋がれていたのでかなり行動が制限され、当然お外に行かれず。私の顔を見たら安心したのか、このあとおもらし…。

仕方ないよね、朝のお散歩に行っていないし、慣れない環境でどうして良いか分からなかったんだもんね。ジュノーのせいじゃないよ。


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手術室へは、研修医の先生にナデナデされ褒めそやされながら、尻尾フリフリで入って行きました。


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予定通り、手術は11時半頃終わりました。  

去勢は完了し、気になっていた左上の犬歯が折れているのは乳歯で下から永久歯が生えてきているので心配ないこともわかりました。


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しかし肝心要のシャント結束手術は、少し締めるだけに留まりました。

門脈圧は通常4-5くらいのところ、ジュノーは平常時から13程度あり、16くらいまでで抑える必要があるためです。

 

また、肝臓機能が弱い可能性があるため生検に出しました。

 

 執刀医の先生のグッタリ具合を見ると、手術は簡単ではなかったようです。鉗子でちょっとシャント血管を挟んだら43になってしまった、とおっしゃっていました。

ヘトヘトになった直後でもキチンと説明してくださり、説明責任を果たそうとしていることがよく分かる対応でした。

 

先生的には、この後、門脈圧亢進症にならないか、痙攣発作が起きないか、などに留意しないと手術を乗り越えたとは言えないようです。

 

門脈シャントの結束が完了していませんのでこの後も継続した対応が必要になりますが、再度の手術なるのか、それとも異なる対応が必要になるのかなど、今後どのようになるのかはまだ分かりません。

 

これらの現実を踏まえ、目標を現実路線に変更して、一病息災を目指そうかな…?とよぎっています。あくまでも素人の感覚なのですけれど、普通のコになる9割には入らないのではないかな?と…。

 手術成績はきっと、5パーセントに入る部類になるのかな?肌感覚ですけれど。あの時先生は、この5パーセントの説明に最も時間をかけていらしたしね…。

 

最低でも、継続した治療が必要になります。

 

退院する時には、もうちょっと詳しい状況が分かると思います。

またその時に分かったことをお知らせし、対応が必要なジュノーと共に歩んでまいりたいと思っています。

 

ここで一旦、ご支援や応援を賜った皆様に御礼を申し上げます。

心のどこかで、全てが解決する、夢のような結果を期待していた自分もいるのですけれど、しかし夢が現実にならなかったとしても、この1回目の手術を乗り切ることは皆様の応援無しには無理でした。

見ず知らずの方からもご支援を賜っております。本当にありがとうございます。

 

皆様にもきっと、ジュノーが本当の家族に迎えられ幸せな笑顔で輝いている姿を見てもらえるよう祈って、ひとまずの状況報告を申し上げます。

 

もしよろしかったら、ジュノーのこと、引き続き見守っていただけたら、と願っております🐕