推定三ヵ月弱の時に預かり宅に来て、みんなに励まされ支えられながら門脈シャントの手術をしたり、途中ちょっと反抗期になってみたり…。預かり宅にいるのが当たり前で全く普通のことに感じていたジュノー に、本当の家族との出会いがありました。
きっかけは、4/30に参加したパナソニック譲渡会です。
ジュノーにはこいぬの時にはたくさんのお申し込みがありました。ちょっと慎重な面がありつつもヒトもワンコも好きな可愛い性格ですし、朗らかで素直な心持ちが容姿に表れていますもの。
それでも、門脈シャントの治療の継続が可能であったり、手術して完治したとは言ってもその経緯を受け入れてくださるご家族は、今まではいませんでした。
それがまぁ…、一体どうしたんでしょうか😅
パナソニック譲渡会に参加したら、突然季節外れの春一番が吹き荒びまして…。譲渡会でお会いしたご家族から三件・ずっと気にしていてくださったご家族から一件、計四件のお申し込みを立て続けに賜り、預かり宅がパニックになりまして💦急遽募集停止措置を講じる事態となりました…。
四件ともに万が一の際のジュノー の医療措置に理解を示されまして👀一体どこに皆様隠れていたのか…。ワンコを家族として迎えることが当然とは言っても、なかなかね、治療に時間と労力と財力をかけるのは容易ではないのですよ💧
という訳で、預かり宅のGWはジュノー のご希望者様とのやりとりとお見合いで吹っ飛びました。
いずれも素晴らしいお宅でしたが、ジュノー は一匹しかいないものですから、ご家族とジュノー の双方が幸せになれるご家族とのご縁を紡ぐこと、皆様にご理解賜りました。
ジュノーの本当の家族は、預かり宅のある鎌倉に似て、土や緑の多い地域にお住まいです。
でもこの写真は、お家のあるマンションの階段なんですよ。階段が屋外で、この階段の両脇に占有部分があるのです。
ジュノーは余り吠えないけれど、万が一吠えるワンコでもお隣に遠慮する必要のないつくりです。階段の両脇は各フロア一戸で独立しているので、隣接するお隣さんはいません。
階段を登って敷地外に出ると、車も通らない、大学の敷地脇の道路です。
雑草対策にヤギさんもいます♪
初めて会うヤギさんにジュノー の毛が逆立っていましたが、きっとそのうち慣れるでしょう。
私も散歩中に遭遇するのは初めてです。
大学脇を抜けてほんの少し住宅街を歩けば、大きな都立公園に入ります。
ジュノー はお散歩中ウキウキで、あちこちを興味深くクンクンしていました。
お家の対策が取られている三週間の間に、リノの正式譲渡の手続きに一緒に行きました。
久しぶりの再会に大興奮❤️
こいぬの頃お世話になったシューちゃん保育園にもお泊まりし、この春から大学生になったお兄ちゃんに、達者でな、と言ってもらいました。
シューちゃん保育園はほとんど家族のようなものでした。平日は毎日通い、コロナ禍で休校だったタイミングでしたので、お兄ちゃんの勉強を応援したり、ご近所の子供達とお庭で遊んだり…、沢山の経験を積ませてもらいました。
ジュノーがお子さん大丈夫なのは、シューちゃん保育園のおかげでしょう🍀
預かり宅に来て二年三ヵ月ちょっと。
皆様には大変お世話になりました。
門脈シャントの手術は、皆様の応援や励まし、多くのご支援がなければ乗り越えることができませんでした。
ジュノー 共々、大変感謝しております。
5/8に決定し、トライアル開始は5/28を予定しています。
こいぬから長く預かり宅にいたものですから…、ちゃんとご飯を食べられるのか、寂しくならないか、本当にトライアルを乗り切れるのか…ちょっと心配にも感じます😞
でもね、シューちゃんお兄ちゃんが言うには、本当の家族の8歳のお兄ちゃんとは、これから一緒に成長するんだよ、って。中学生になって、高校生になって、大学生になって…を一緒に過ごすんだよ、最初から上手くできなくてもきっと大丈夫、と。
そうだね、トライアルの壁はあるかもだけれど、ジュノー なら、家族と支え合って日々を大切に過ごしていけるね。
ジュノーに本当の家族が見つかってとっても嬉しいよ。
皆様にも、ジュノー のありがとう、の気持ちが伝わりますように。