初めての同時預かりの二匹。
イルティスが来る前は、くまのと一緒にしないで済むよう、イルティスだけの小さなお部屋を作っていました。
でも、イルティスも１人じゃ寂しいし、二匹の相性に特段の問題は無かったので、今はくまのと同じお部屋です。
イルティスはあどけなく、気持ちはまさにこいぬのようなので、良くくまのが面倒を見ています。
写真は、お耳掃除をしてあげているところ。イルティスはいつも大人しくなめてもらっています。
くまのはイルティスの体を優しくなめてあげていることもあって、イルティスは気持ち良いのかじっとしています。
くまのは、推定4-5歳。イルティスは推定5歳。なので、年は同じくらいなんですけれどね。
優しくて穏やかなくまのと、世間知らずであどけないイルティス。
二匹で仲良く、医療措置が終わって募集開始になるのを待っています。
夕方お散歩に出たら…、ほぼ家の前でご近所のココアちゃんに会いました。
ココアちゃんはトイプードルですが、友好的にご挨拶できました。
初対面のタムさんにもナデナデしていただきました。
ナデナデの気持ちよさを覚えまして、嬉しそうに撫でられています。
まだ肋骨が木琴のようにゴツゴツ触れます。
そこへ…、シューちゃーん！
イルティスはシュペーと会うのは2回目ですが、無邪気なシュペーが大好きです。
イルティスのトイレ問題にボヤいていたもので、既にお手洗い優等生になったシュペーのトイレシートをいただきました。
シュペーお母さんにご挨拶。シートありがとうございます😊
シュペーお父さんにご挨拶。
あのね、シューちゃん遊んでくれるから好きです。あとね、お外でもちょっとできるようになったんです…。
イルティスは、今朝方預かり宅の先住犬にガウッと吠えました。食べ物に執着があるので、同じお皿の匂いを嗅ごうとした先住犬を威嚇したようです。
また、預かり宅では散歩が一番最後なので、待っている間の要求吠えもあります。声は低く、体格に見合った音量です。
ドーベルマンにしてはフレンドリーなイルティスですが、ドーベルマンらしい我の強さや沸点の低さもあります。
イルティスらしさを見ながらも、犬種特性にご配慮いただけるご家庭の目にとまりますように。
平和な日曜の朝です。
くまのは萎縮することなく空気を読めるし、イルティスの心はまだ真っ白なので、争うことなく一緒に日向ぼっこをしています。
二匹とも太陽のあたたかさで免疫力が上がると良いな。
イルティスです。
預かり宅に来たのは、2017年10月31日の夜八時半頃。最近お世話になりっぱなしの優しい運搬ボラさんに届けていただきました。
写真は、愛護センターを出た時の様子です。
お外の世界のことは何も知らない、生まれたてのバンビのような女のコです。
ドーベルマンの犬種特性である、警戒心はまだ前面に出ていません。預かり宅に来てまだ3日ですが、今のところ人懐こくワンコフレンドリーです。
ただし、飼い主など特定の人に愛着が出てくると警戒心が高まる可能性があります。それでも、ドイツ系ガードドックを飼われた経験のある方なら、拍子抜けするほど飼いやすい気質と言えるでしょう。
体格は非常に小ぶりで、適正体重は25kg程度と思います。現在は痩せていて筋肉もないため、適切な栄養を取りながら少しずつ散歩をし、健康な身体作りに努めています。
現在の健康状態は、芳しくありません。募集を開始する際、もし疾患があれば、治療を継続できるご家庭からの問い合わせを希望することになります。
疾患の有無は、募集記事に記載します。
食欲旺盛。預かり宅に来た晩からごはんはガツガツ、お水はゴクゴクです。
…預かりは普段、様子をある程度確認してからブログにアップするのですが、イルティスはかなりやらかしてくれるため、悪いことは先にご紹介しておきます…。
まず、この食欲。くまのや先住犬のごはんや薬を同時に準備するのですが、イルティスは食べたい気持ちが強く、調理台の上に置いてある他のコのごはん入れに飛びつき、台所の床にフードを撒き散らし、制止は耳に入らず、ものすごい勢いでバキュームします。食事の準備には、注意が必要です。
次にトイレ。お家の中は、どこでもトイレです。まず、第一の課題は、外でできるようになることです。緊張するのか、お外では引っ込んでしまいます。家の中で１人になると安心してできるようです。そして、預かりは初めて見ましたが、したところを片付けようとすると、人が来たことに喜んでウンを踏みながらピョンピョン跳ねて喜ぶので、ちよっとしたパニックになります…。よく食べるせいか1日3回くらい床掃除をし、敷いてある床材を取り替えて洗濯することになります。
このため、今のところ、自宅滞在時間が長くトイレの躾から根気よく取り組んでいただけるご家庭が向いています…。
当然トイレシートの認識は薄く、できたとしたらほぼ偶然です…。また、トイレ頻度が高いので、雑巾がわりにシートを大量に使用します。悪いものを色々出しているのでしょうか…。
でも、悪気はゼロのイルティス。今まで、誰も、何も教えてくれませんでした。今はただ、生きる喜びを謳歌しているだけです。
手のかかるコほど可愛いと感じてくださる、ガッツと体力と大らかさのあるご家庭とのご縁が繋がりますように。
預かり宅で少しずつ家庭犬修行をしています。
くまのです。
優しくナデナデされるのが大好きな、穏やかでやんわりとした女のコです。
預かり宅に来たのは、2017年10月17日の夜九時。来るなりお風呂場で二度洗いされても、しずーかにしていました。
我が家に来てから、台風や雨など天気の悪い日が続きましたが、たまにお日様が出ると、毛布の上で気持ちよさそうに日向ぼっこをしています。見ているこちらも微笑ましくなるほど、気持ちよさそうに、安心したようにお昼寝をします。
病院でも大人しくしていられます。少し不安なんだけど…、という面持ちで、でも吠えたり抵抗したりすることなく、自分の番を待っていられます。診察中もお利口にして、先生や看護師さんに褒められましたよ。
だから、ヤダな…、と思うくらいは許してあげませんとね。預かり宅に来た翌朝に初めて行った病院なので、何が起こるのかな…、とかなり不安そうでした。
お散歩は好きです。でも、今のところは、あまり長くは歩きません。引きも弱く、早足で散歩するのに慣れている預かりの後ろを歩いていることもままあります。
ガシガシ歩くよりも、自然を散策したり、新鮮な空気を吸ったりするのを楽しむ、ゆったりと時間の流れるお散歩です。
今はまだ痩せすぎで、あと2キロ程度の増量を目指しています。また、貧血があります。預かり宅にいる間に、体調が整い、体力もついてお散歩の様子が変わると思いますので、適宜お知らせしてまいります。
愛護センターを後にした日。尻尾も上がって、まっすぐ前を向いています。
もう過去を振り返ることなく、前に進む芯の強さも感じます。
穏やかにゆったりと、満ち足りた時間をくまのと過ごせる、母なる海のような愛情深いご家族とのご縁がありますように。
今は、預かり宅で適切な栄養と休息を取り、運動をしながら、ゆっくりと静養しています。
サロンでシャンプーしてもらってサラサラにしてもらったそうです。
ほぅ〜。気持ち良さそうね。
サラサラでお散歩ね。随分足を踏ん張っているわねぇ…。まだ帰りたくない！という意思表示？ワガママは大概にしてくださいよ〜。
良い香りがして毛並みもツヤツヤサラサラのワンコを通りすがりに見かけても、ほんの数ヶ月前まで愛護センターに収容されていたコだと思う人はいないでしょう。そんな思い出はみくまにはもう必要ありません。これからはいつも当たり前に家族と過ごし、朝晩散歩をし、ご飯を食べて、ナデナデしてもらったり膝枕してもらったり…、家族の一員として暮らします。
預かり宅には、四匹目のやわらかこいぬが来ました。
誰かがこのコの健康や気持ちを大事にせず、いらないと…。
預かり宅に来たからには、もうそんな目にはあわせません。みくまにあやかって、このコにも適切なご家族とのご縁を繋げられるよう、我が家で静養しています。
ご紹介はもう少し後に。
