ちとせの修行

お天気も良くうららかな日。ちとせの社会経験を増やすため、またドッグランへ行きました。

ここまで来たら安心。

ここまでで、ゲキが飛ぶ野球少年グラウンド横とか、ザザザザザッとすごい音をたてて砂利道を疾走する自転車が通り過ぎたりとか、いっぱい危険な状況をサバイバルしています。

先に進みましょうか。

ほぼ飽和状態に達して辿り着きましたが、お店のお姉さんが優しいことを覚えていたらしく、エスコートしてもらってドッグランへ。

ランはせず、グルグル歩き回る私の後をついてまわっていました。

広い場所が落ち着かない模様。

自ら限られたスペースへ。

…建物の中に戻りたいわけですね？

いやいや、ここまで来たのだし、もうちょっと遊びましょうよ〜。

と、そこへ、5ヶ月の黒柴君が。とっても元気でフレンドリー。

ちーちゃん、ひたすら嗅がれています。

コレ、追いかけっこではありません。黒柴君から逃げるちーちゃん。

遊びたくて、めげない黒柴君。

チューされまくり。

そこへ救急車が。

遠い目をし続けるちーちゃんに、めげずにチューし続ける黒柴君。

ちーちゃん限界…。

そうね、そろそろ帰りましょうか。

黒柴君、ありがとね、ちーちゃん誘ってくれて。

ドッグランへは修行のため通い続けるとしても、来週１日の湘南いぬ親会では、気配を消していそうな、断固たる勢いです。

スーパーフレンドリーヴィーちゃんがいるから、足して二で割るとちょうど良いんだけどね…。

ヴィダー 不妊手術等医療措置完了

昨日、24日の土曜日に不妊手術及び血液検査・歯のスケーリング・マイクロチップ装着・耳掃除・爪切り・目の検査を行いました。

預かり宅では久しぶりの健康優良児なもので、日中安心していられました。

最初に簡便な健康診断を済ませていますので、フィラリア・検便共にマイナスと、予め分かっていたのです。

前日、金曜日の晩。

そろそろ募集開始の準備をするので、ご飯前に撮影大会開催。

待たせすぎか、オヨダが…。

ヌヌヌ…。

ちなみに、目ですが、右目が赤く目ヤニが出ていたので診ていただきました。結膜炎だそうです。目薬で治療中です。

また、スケーリングの時に、両方の犬歯が少し変色しているのが分かりました。肉眼では気にならない程度ですが、歯髄からの出血痕です。歯にできたあざみたいな？かつて何か強い衝撃があって、できたものです。現時点での治療の必要性はありません。

今朝はまだ、ひどい目にあったよ…、と預かり父に甘え倒しています。腕枕もしてもらったりして。

でも、傷口も小さいし、基本的に健康な身体の持ち主なので、数日経てば気分も回復するでしょう。

二、三日中に募集開始予定です。

その上で、今週末に抜糸と狂犬病注射を済ませ、来月１日の湘南いぬ親会に参加します。

カワイイコがたくさん参加する湘南いぬ親会。

アナタもいらしてみませんか？

ヴィダー 毛布に目覚める

我が家に来た当初は、床に毛布を敷いてあげてもわざわざ毛布を避けて寝ていたヴィダー。

預かりっこは皆、最初はトイレをどこですれば良いのか分からないので、ヴィダーも御多分に洩れず、洗濯ばかりの日々もありました。

夕飯後。

気持ち良さそう。

また別の日の夕飯後。

 偶然ではなく、確実に、毛布の上で寝るんだよ、という意思を感じます。

もうお手洗いを毛布にしてしまうこともありません。

ちなみにヴィダーはあんまりバリケンが好きではないようです。

ノビノビといられるお部屋が好きです。

…ま、預かり宅には、自分より大きいコ用のバリケンは全部自分のもの、と思っているらしいバリケン大好きちーちゃんがいるので、かち合わなくて良いのですが。

ヴィダーの傷ついた乙女心

朝のお散歩時。

ヴィダーはいつもの通り、尻尾フリフリ、満面の笑みで、ゴッキゲンで歩いていました。

今朝は雨だったので、気分転換のためいつもと違う道に行きました。

今日は祝日ですが、お仕事の方もいらっしゃるんですね。お疲れ様です。

四メートル幅道路の近所のバス停のある通りを歩いていた時のことでした。

通勤で忙しそうな方の邪魔にならないようにと、バス停の反対側を歩くことにしました。ちょうど退いた側に、傘をさして忙しげにバス停に向かって歩くサラリーマンが。

ヴィーちゃんは、親しみを込めて、二、三歩、サラリーマンの方の方向へ顔を向け、歩み寄りました。と言っても、四メートル道路ですし、リードは120センチです。

リードは張っておらず、その方との距離は、二メートルはあったでしょうか。

でも、きっと頭は既に仕事で一杯で、予想していなかったのでしょう。

うわっ、でっかい犬だな！ととっても驚かれ、怖そうに何度も振り返りながらバス停に向かわれました…。

ヴィーちゃん、ちょっと傷ついた様子…。

大きな体格のコは、こんな風にぎゅっと抱きついてもモフモフ気持ち良いし、壊れない安心感があります。また、ヴィーちゃんは、初対面から間もない私にこんな風に尻尾を持って遊ばれても、のほほーんと、大らかです。

でも、いくら性格の良い女のコでも、この体格で、いかついお顔では、怖がられる方もいらっしゃいますね。

例え、二メートル離れていても…。

世の中ワンコを好きでない方もいらっしゃいますし、ましてや、大きいワンコはダメな方もいらっしゃるでしょう。ワンコの飼い主には、周囲への配慮は求められるものですしね。

ちょっと残念だけど、他にも楽しいお散歩コースはたくさんあるし、今度からバス停周りの通勤に使われている道は、散歩コースから外すことにします…。

ムツゴロウ 捕獲

ちとせは、ヴィダーが来てからお部屋をダイニングに変更しています。

バリケンをダイニングテーブルの横に置いているので、私達の食事中や、お茶を飲んで寛いでいる時など、間近に出て来て私達を観察しています。

定番のポーズ。

呼ぶと、バリケンネストから出て来ます。

ムツゴロウみたいでしょう？いつもネストに戻れるように後ろ足をバリケンに入れていて…。

ムツゴロウ釣りは難しいらしいですね。慎重なので、いつもと違う様子や物音がしたりすると、巣穴に戻ってしまうのだとか。本当かどうかは知りませんが、出て来たところを釣り針で引っ掛けて釣り上げるらしいのです。

と言うわけで、ちーちゃん釣りに挑戦。

  

ハーネスを掴んで引っ張り出してみました。

自発的に出てこない割には、リードを付けたりハーネスを掴んだりすると、軽やかな足取りでスムーズに出てきます。

きっかけが必要、ということでしょうか？

お膝でリラックスするまではいきませんが、全身ナデナデされると、まんざらでもない感じ。

甘えたい時や不安な時、いつでも来て良いのよ。

あのね、あんまりストレートだとハシタナイかしら…、とか考えなくて大丈夫だから。

ヴィダーの納得

今朝のお散歩で、昨日のキックボード兄弟がゴミ出しお手伝いをしているところにお会いしました。

訂正します。ヴィダーは、お子さんが好きですが、普通に歩いていれば、落ち着いてペロペロチューできます。

女の子もワンコが好きでヴィダーを撫で、ヴィダーもお子さんが好きでほっぺにチューできたので、お互いに満足。

ご飯も終わり、昨日の心残りも解消されて、まどろんでいます。

その頃のちーちゃん

ヴィダーとの日中お散歩から這々の体で帰宅し、ふぅ〜とダイニングの椅子に腰掛けていたら、どこからともなくイビキが…。

バリケンを覗き込んだら、目を開けてしまいました。

ちーちゃん嫌かしら…？

先住犬が大型犬のお家に連れてこられて、満面の笑みで、よく来たね！と言われても知らないヒトだし、何が何だか分からない間に、もう一匹、空気が読めるとは言い難いでっかいコが来て…、としんみりしましたが、どうも、ちとせなりになかなか楽しく過ごしているようです。

まず、第一にこのバリケン。

これは、体重30kgのコが入る、うちのコ用のバリケンです。ちとせ用のはもう一回り小さいのがあったのに、そちらには目もくれず、こちらが気に入った模様。このため、うちのコは居場所がなくなり、二階に退去しています。

そして、さらに、我が家のダイニングには、体重50kgのコが入るバリケンがあります。シュペーが使っていました。これをうちのコが気に入ったので、シュペーがいなくなった後も使用していました。

なぜかそこにも、領土拡大。バリケン大好きなのですが、引きこもりではなく、積極的に、しずーかにすこーしずつ、進出しています。

あ、そうそう、そもそもそんなにお疲れなのには理由があったのよね。

朝のお散歩を、ヴィダーと一緒に行ったのでした。

ちとせは、ルーティンが好きです。

なのに、いつもと違うメンバー、そしていつもと違うルート。

預かり宅は、ちとせが渾身の力でイヤ〜！とお散歩途中で抵抗しても、まぁまぁ、と言いながらお散歩続行します。だって不思議なもので、イヤイヤしていたのに行ってみると尻尾が上がってたりして、ホラ、やっぱり楽しかったでしょ？となるのです。

そして今朝。ちとせは、いつもと違うルートに行くと、まるで正確なカーナビみたいに、元のルートに戻ろうと必死になります。曲がり角曲がり角で、来た道ではなく、我が家への最短ルートに行こうとします。

そこで、ヴィダーが、楽しいよ！もっとあっちに行こうよ〜！とプレイバウしながらお誘いする、けれど、ちとせはそれには無反応。

遠い目をして、平常心を保つ、アルカイックの精神？日本の古武士なのでしょうか？チャラチャラしたお散歩はいたしません。ひたすらに我が家に向かって一歩ずつ邁進します。

そんなこんなで、ちとせにとっては不必要な体力をいっぱい使ったお散歩なのでした。

でも、結構楽しんでいるのでは疑惑の第二。クピクピイビキをかきながら、たまに寝言を言って、身体に対して大きなバリケンの中で伸びをしたり、毛布を堪能していたり、こちらを見つめながらひっそりお腹を見せていたりして、気づかれるのを待っています。決して自分から出て来て、ナデナデして…などと要求したりはしません。私が気づいて、バリケンまで行き、半身をバリケンに入れながらお腹をナデナデすると、ご満足いただけるようです。

なんだか、アレです。ちびまるこちゃんのアニメに出てくる、野口さんという登場人物を思い起こさせます…。周りにはちょっと分かりにくいのだけれど、本人は結構楽しんでいるのね？みたいな。

ヒトに例えるなら、スルメタイプと言ったところでしょうか。噛めば噛むほど味が出る…。

伝わりにくいのですけれど、じんわりカワイイんですよ。